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エイジェックグループが取り組む「理系人材育成」について取材を受けました

2023年10月5日

エイジェックO&Mインテグレートでは「理系人材育成」に力を入れており、このたび河北新報から取材を受けました。

 

 

(記事から引用)

 

東京・エイジェック 全国に訓練施設

派遣人材の理系転換に力

人材派遣などを手がけるエイジェック(東京)が、派遣する人材のリスキリング(学び直し)による「理系転換」に力を入れている。 社員に専門的な知識や技能を習得させる施設を全国に持つのが同社の特徴で、東北は名取市や郡山市などに計13拠点を構える。 不足が叫ばれる半導体などの製造現場に人材を送り出し、好評を得ている。

 

東北 名取など13拠点
単体で従業員数約1万4,000人、グループ全体で1万8,000人余りを誇る同社は、全46カ所に「OJT教育拠点」がある。そのうち39カ所が都道府県認定の「職業訓練校」。東北は地図の通り、 分校を含め12校が開設され、建設分野の技術訓練に特化した「建設総合技術センター」も1カ所ある。

 

講師招き学ぶ
名取市のパナソニック仙台工場の敷地内にある「エイジェックグループ能力開発センター仙台校」は2020年3月に開校した。製造工場で求められる機械保全技能士や電気工事士など約20種類の資格取得コースを提供。受講時間は40~80時間と幅広いが、宮城県内に約1,000人いる社員の半数以上が、年数日は来校してリスキリングに挑む。

 

大手電機メーカーの元技術者や工場長らを講師に招き、 現場で求められるスキルを直伝。教材も派遣先となるメー カーで実際に使っているロボ ットを譲り受けたり、工場のラインを疑似体験できる模型を内製したりして「現場に即した学び」(同校)を提供する。

社員の受講は無料で、受講中も手当が支払われる。資格を取得すれば難易度に応じた報奨金が出て、資格を生かした仕事に就けば給料がアップする。栗原禎久常務は「学んだ分だけ報われる仕組みとアピ ールする。

 

好待遇も期待
こうした教育や訓練で、文系の社員が理系に転じるケースも多い。20~22年度の実績は全国で1,200人。宮城県内でも150人を数える。理系転換により、例えば企業の総務部に派遣されていた社員が、人手不足が深刻なメーカーの工場に好待遇で招かれるなど成果を挙げている。

 

エイジェックから人材派遣を受ける宮城県内の半導体工場の人事担当者は「人材の確保は全般的に難しい。人を自社内でしっかり育てて、派遣してもらえるのは心強い」と感謝する。
働く社員にしてみれば、入社後にやりたい仕事が変わっても、リスキリングによって派遣先を変える「社内転職」 が容易になる上、待遇アップも期待できる。

 

栗原常務は「労働人口の減少で、人手不足は加速する。 工場のロボティクス化や車の自動走行など成長分野に必要 とされる理系人材を送り、地元産業を支えながら社員の働 きがいもかなえていきたい」 話す。

 


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